カイロプラクティックの施術でボキボキ音が鳴る理由とは?安城市の整体院が解説!
2024/05/17
カイロプラクティックを受けたことがある人は、施術中にボキボキという音が鳴ったことがあるかもしれません。この音は、多くの人にとって疑問の的となっています。安城市の当整体院でも行うカイロプラクティックにおいて、なぜ関節の矯正で音が生じるのでしょうか。今回はその理由を解説します。
目次
整体院のカイロプラクティックって何?
整体院というのは、身体の不調や痛みを緩和するための施設です。その中でも、カイロプラクティックと呼ばれる施術が提供されているところもあります。当院でも行っているこの施術は、歪んだ関節を矯正して正常な位置に整え、末梢神経の障害による痛みやしびれと言った症状を改善することを目的とする技術です。カイロプラクティックは、手技による関節矯正施術を中心に行われ、関節の歪みを正すことで症状の根本的な改善が期待できます。身体の構造に詳しく、アプローチの詳細なコツを持つ技術者が施術することで、慢性的な痛みや運動制限、頭痛など、多くの症状に対応できます。
どうしてカイロプラクティックを受けると音が鳴る?
カイロプラクティックを受けると、しばしば関節からポキッとかボキボキといった音が鳴ることがあります。この音は、正確には関節内の空気(気泡)が弾ける音であり、関節が動いた際に関節内の気圧が上昇して気泡を押し潰すことが原因です。骨同士が擦れて音が鳴ると言うものではないため、骨や軟骨が削れて傷付いているわけではありません。また、関節を動かした際に、筋肉や腱などが擦れてゴリゴリ鳴る音とは別物になります。カイロプラクティックの施術では、必ずしも音が鳴る必要はなく、関節を矯正した際に仕方なく鳴ってしまうものになります。言い換えれば、音が鳴ったからと言って関節がしっかり矯正されたとは限らない、とも言うことができます。
関節から音が鳴るメカニズムは?
カイロプラクティックでは、関節の歪みを矯正することで、痛みや症状の解消を目指しています。このときに、特徴的な音が聴こえることがありますがこれはどのように鳴るのでしょうか? 本来、人間の身体には関節の潤滑剤として働く液体があります。これを関節液、または滑液と呼び、関節が正常に働いている場合は密着した状態で動きます。しかし、関節が歪んだり負荷がかかると関節に隙間が出来ます。この際に関節を動かすと関節内の圧力が急激に変化し、微小な気泡が発生します。この気泡がカイロプラクティックの手技で関節の歪みを矯正した際に、気泡が音を立てて破裂することで、ボキボキと音が鳴って聴こえます。 カイロプラクティックの施術で音が鳴るメカニズムは、このような理由があります。また、普段の生活でも、自分で膝を曲げたり首を回したりした際に、同じメカニズムで音が鳴ることがあります。
カイロプラクティックで音が鳴るのは危険なの?
カイロプラクティックは骨盤や脊椎といった関節の歪みを矯正する手技であり、施術中に音が鳴ることがあります。上記でも触れましたが、この音は気泡が破裂する音で、基本的には関節の矯正が効果的に行われたことを表しています。そのため、この音が鳴ること自体が危険なものではありません。 ただし、関節を動かしただけでも音が鳴る時もあるため、正確に関節が矯正されていない場合は症状が変わらなかったり、最悪の場合は悪化する恐れがあります。 カイロプラクティックは、整体の中でも比較的高度な技術を持つものであり、そのために施術者に対しては専門的な知識や技術が求められます。 音が鳴ること自体が危険なものではないため、それよりも施術者が適切な知識と技術を持っているかどうかを確認し、信頼できる整体院での施術を受けることが重要です。
自分で音を鳴らす行為の注意点は?
カイロプラクティックで施術を受けると、身体がポキッとかボキボキと言った音を立てることがあります。これは、関節の歪みを矯正した際に、関節内の圧力が変わって内部の気泡が破裂した音ですが、この現象は日常生活でも起こります。例えば、膝を曲げ伸ばしした際や指を曲げた際、首や腰を回したり捻ってストレッチをした際などに良く起こります。こうした日常で音が鳴る現象には注意点があります。 まずは、比較的クセになりやすいということです。関節内の圧力が抜けるため、ボキボキと音が鳴った後はスッキリした感覚があります。そのため、少しでも関節に歪みが起こると音を鳴らさないと落ち着かない状態に陥ることが多くなります。また、音が鳴る=関節が正しく矯正された、というわけではないため、クセになってボキボキ鳴らしているうちに関節の歪みが急激に起こって痛みが出たり、筋肉の繊維を痛めてしまうなどの可能性があります。特に、キャビテーションエロージョンのように、関節内に傷が付いてしまうと単純に関節の歪みを矯正しただけでは痛みが解消しない場合もあるため、ご自分で音を鳴らす行為には注意が必要です。正しい知識をもち、ご自身で身体を痛めてしまわないように気を付けましょう。