【天気が悪い時の体の不調について】

雨の降る前とか台風が出来た時とか、
そんな時に体に起こる不調を「低気圧不調」なんて言います。

なんで低気圧で不調？と思いますが、一応理由はあります。

人間の体の成分っていうのは水分が60％くらい（成人の場合）占めてます。
その水分が気圧の変化で影響を受けて不調を来すと考えられてます。

例えば、血液は約半分が水分ですから、それが低気圧の影響を受けると膨張し、血管の拡張を引き起こします。
そして拡張された血管が、周囲の神経を圧迫して頭痛が起きたりします。
また、耳の中には「内耳」と呼ばれる聴覚や平衡感覚を担う部分があるのですが、そこに入ってるリンパ液はほぼ水分です。
この内耳が低気圧の影響を受けて自律神経が乱れ、だるさやめまいと言った症状を引き起こすと言われてます。
古傷なんかが痛んだりするのも、この自律神経の乱れで交感神経が活発になりすぎちゃうからって言われてます。

そんな低気圧不調のセルフケアですが、
頭痛：こまめな水分補給、血管収縮作用のある食べ物（チョコとかチーズ、柑橘系やミント等々）を取り入れる
だるさ・めまい：こまめな水分補給、耳をマッサージ、適度なストレッチ、お風呂に浸かったりしてリラックス
等が良いとされてます。
低気圧不調用の薬も市販されてますから、それを服用するのも手です。

ちなみに、体の歪みを整えることでも調子が良くなったっていうのもあります。
例えば、天気が悪い日は頭痛が酷い人も、ズレてた部分を整えたことによって症状が軽減された、という具合です。

以上、参考になれば幸いです。

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