フカマ施療院

ヘルニアの原因と症状をわかりやすく解説

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【安城 整体】椎間板ヘルニアとは?原因と症状をわかりやすく解説

【安城 整体】椎間板ヘルニアとは?原因と症状をわかりやすく解説

2024/08/02

安城市の当整体院では、腰痛や足の痛み・しびれを訴える方に対しても施術を行っています。ただ、その中には、ヘルニアと病院で診断されているケースも少なくありません。この場合、いわゆる腰椎椎間板ヘルニアと呼ばれるものですが、背骨の間にある椎間板が周囲の神経を圧迫することが原因です。ヘルニアの語源は、ラテン語のherniaから来ており、本来は「脱出」という意味です。 臓器に関する病気にも用いられ、例えば脱腸は、鼠経部から腸が脱出するため鼠経ヘルニアとも言います。ただ、本記事では椎間板ヘルニアに限ったものとさせていただき、その原因や症状などをわかりやすく解説し、理解を深めていただくための情報をお届けします。

目次

    椎間板ヘルニアとは?基本知識を解説

    椎間板ヘルニアとは、椎間板が変形あるいは本来の位置から逸脱し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす状態を指します。特に腰椎ヘルニアや頚椎ヘルニアが一般的で、ヘルニアの程度によっては、坐骨神経痛や腕に走行する神経症状などを引き起こすことがあります。診断方法としては、病院で行うMRIによる画像診断が必要となります。レントゲンやCTによる検査では、筋肉や靭帯に代表される軟部組織や神経などの情報が映らないため、例えばレントゲン検査のみで椎間板ヘルニアと診断されることはありません。診断は病院でしか出来ないため、整体院などでは、例えば腰椎ヘルニアの場合、片足を挙げてしびれの有無をみるSLRテストなどを行ってヘルニアの有無を確認します。ご自身で椎間板ヘルニアかどうか調べるには、腰を丸めて屈んだ姿勢で痛みが出るか、仰向けで寝た姿勢で片足を持ち上げて痛みが出るか、などで簡単なチェックが行えます。 しかし、正確にヘルニアの有無を確認するには、やはりMRIによる画像診断が必要となります。

    椎間板ヘルニアが変性・逸脱する理由とは

    椎間板ヘルニアが変性あるいは逸脱する理由はさまざまです。例えば、日常生活や仕事における不良姿勢や過度な負荷であったり、加齢に伴う椎間板の老化などが挙げられます。背骨は積み木のように積み重なっており、重なる部分である関節が左右に存在しています。不良姿勢が続くことで、左右の関節に掛かる力に偏りが生まれ、何かの拍子に椎間板が逸脱することがあります。また、重い物を持ち上げる際の不適切な姿勢や急な動きも、椎間板に大きな負担をかけ、椎間板の逸脱を引き起こす要因となります。 加齢による椎間板ヘルニアでは、老化によって体内の水分量が減少することで椎間板にも影響を与え、組織が硬化して柔軟性が失われるため背骨の関節にある隙間が狭くなり、若い頃に比べて神経症状を発症しやすくなります。

    椎間板ヘルニアの一般的な症状

    椎間板ヘルニアの一般的な症状には、ヘルニアの発生個所によって、首や腰の痛み、手足の痺れ、神経支配域の筋力の低下などが挙げられます。このような症状は、主に椎間板が背骨の関節の隙間から出る神経根を圧迫することで現れます。ヘルニアが頚椎に生じた場合、軽度のものであれば首の痛みや肩こり、上肢の軽いしびれなどが発生します。重度になるにつれ、腕~手にかけて常にしびれを生じたり、感覚障害や筋力低下を起こすようになります。また、ヘルニアが腰椎に生じた場合、軽度であれば腰痛や臀部痛、下肢の軽いしびれなどが発生します。重度になるにつれ、脚のしびれや感覚の異常を生じ、筋肉の低下や排尿障害が発生するようになります。椎間板ヘルニアは自然に症状が治まることもありますが、基本的には早期治療が望ましい症状です。放置することで悪化した場合は手術が必要となるため、違和感が続くようなら一度病院に赴き検査を受けることが大切です。

    椎間板ヘルニアのリスクファクター

    ファクターというのは「因子」や「要因」という意味です。椎間板が変性・逸脱する理由と多少重複することもありますが、ここでは椎間板ヘルニアのリスクファクターについてご紹介します。まず、年齢が大きな要因です。加齢に伴い、椎間板の水分量が減少して柔軟性が失われ、クッションとしての役割が機能しなくなることでリスクが高まります。また、高齢になると脊柱管狭窄症の疑いも生じるため、椎間板ヘルニアとの鑑別が必要となります。次に、肥満も大きなリスクファクターです。体重が増えると、特に腰椎にかかる負担が増し、ヘルニアの発生率が上がります。さらに、日常や仕事の姿勢・作業も影響します。長時間同じ姿勢でいることや、重い物を無理に持ち上げることが、椎間板ヘルニアを引き起こす要因となります。これらのリスクファクターを把握し、日常生活で注意することが、椎間板ヘルニアの予防につながります。

    椎間板ヘルニアの予防と対策

    ここでは、椎間板ヘルニアの予防と対策についてご紹介します。まず、日常生活や仕事での姿勢を意識することが重要です。長時間同じ姿勢でいることや、重い物を持つ際に無理な姿勢で持ち上げることは、身体に負担をかけます。なるべく正しい姿勢を心掛けることで椎間板への過剰な負荷が減少し、ヘルニアの予防に繋がります。 次に、筋力トレーニングやストレッチです。腹筋や背筋を鍛えることで脊柱を支える筋肉が強化され、脚の筋肉を鍛えることで上半身の体重をしっかり支えられるようになり、腰椎椎間板ヘルニアのリスクを減らすことができます。それに加え、柔軟性を高めるストレッチも取り入れると良いでしょう。柔軟性が向上することで、怪我の予防にも繋がります。 ただし、首や腰を捻る動作は関節を歪ませる原因にもなるため、捻るストレッチは控えましょう。こうした予防方法で、椎間板ヘルニア対策を行っていただくとともに、整体院などで定期的なメンテナンスを受けて体のバランスを整えると、より効果的な予防に繋がります。痛みを感じる前は中々行動に移し辛いですが、普段から負担をかけている自覚のある方は、なるべく早めに対策を始めましょう。

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