腕のしびれの原因は下位頸椎の歪み？頸椎矯正で改善する方法

しびれの原因は、神経の圧迫による症状がほとんどです。糖尿病や椎間板ヘルニアなどの病気によるしびれの症状もありますが、足や腕がしびれるという状態は、基本的には神経が長時間圧迫されることで起こります。その中でも腕のしびれの場合は、腕に向かう神経のどこかで、何らかの原因によって神経の圧迫が起こっていると考えられます。 例えば、首や肩の筋肉が、神経の通り道の部分で過剰に緊張している場合は、その緊張を緩めることで、腕のしびれが改善されることがあります。また、腕のしびれに関係する脊椎の関節の歪みが原因となって神経の圧迫が起こっている場合は、歪んだ関節部分を矯正する必要があります。症状を放置して改善する可能性は原因によりけりですが、何日も症状が続くようであれば対処する必要があります。

背骨の骨の事を脊椎と言い、その中でも首部分のことを頚椎、胸部分のことを胸椎と言います。頚椎というのは、第1～第7まで全部で7個あり、胸椎は全部で12個あります。そして、腕のしびれに関係しているのは、この中でも第5～第7頚椎、第1胸椎になります。この部分の関節が歪むと、腕や手のひらなどに痛みが出たり、しびれを感じたりする症状が出ることがあります。腕のしびれの原因がこれら脊椎の関節の歪みである場合、その歪みを整える必要があります。そこで、関節を矯正する技術として、カイロプラクティックというものが必要となって来ます。カイロプラクティックでは、手技によって関節の歪みを把握し、正常な位置に矯正することで、関節の歪みを原因とする様々な症状に対応しています。  整体院や接骨院などで受けることが出来ますが、関節の矯正には技術と知識が必要不可欠であり、信頼できる店舗で受けることが大切です。

カイロプラクティックによる関節矯正が効果的な理由として、神経の障害を取り除けることが挙げられますが、もう1点、筋肉が固くなる原因を解消することが理由として挙げられます。そもそも、筋肉が固くなるメカニズムと言うのは、関節の歪みが根本にあります。本来であれば、関節は骨同士がピッタリとくっついた状態で動きますが、この状態が歪んで隙間が出来ると、摩擦の上昇によって関節に本来発生しない余分な熱量や圧力が生まれますが、この中でも、筋肉が固くなる原因として余分な熱量が関係してきます。 動物の細胞成分はタンパク質の割合が多く、そしてそれは熱に弱い性質を持っています。そこで、余分な熱量の発生を防ぐため、つまりは歪んだ関節の動きを制限させるために筋肉が固くなり、タンパク質の変性を防いでいるのです。そのため、マッサージやストレッチを行うことでも血流が改善し、筋肉の緊張はほぐれますが、筋肉が固くなってしまった状態では、原因となる関節を矯正して整えた方が、効果的に症状を改善することが出来ると言えます。 施術後は、痛みやこりが解消されたり関節の可動域が広がることが多く、人によっては1回の施術でも十分な効果が得られることがあります。不調が続いてお悩みの方は、一度カイロプラクティックを検討してみてはいかがでしょう。

頚椎の関節の歪みは、腕のしびれ以外にも様々な症状を引き起こします。例えば、肩こりや首の痛みなどが代表的ですが、こういった症状を感じる方にとっては、頚椎の関節矯正と言うのは非常に効果的です。さらに、頭痛にも効果が期待できます。かんせつのゆがい頚椎の関節の歪みは、腕のしびれ以外にも様々な症状を引き起こします。例えば、肩こりや首の痛みなどが代表的ですが、こういった症状を感じる方にとっては、頚椎の関節矯正と言うのは非常に効果的です。さらに、頭痛にも効果が期待できます。特に、頭の片側によく頭痛を感じる時は頚椎の関節が歪んでいる場合があり、関節矯正を施すことで症状が改善する可能性があります。さらに、頭痛薬を飲んでも効かないような頭痛も頚椎の関節が関係していることがあります。 また、こういった症状が関節の歪みを原因とするものである場合は、マッサージを受けても改善しなかったり、病院で原因が分からないと言われたりすることがあります。思い当たる節がある方は一度、首の関節を整えてみることをおすすめします。